バティックで使用される布は、昔は手織りの木綿布が使われていましたが、今では「キャンブリック」とよばれる機械織りの木綿布が多く使われています。
工房の方に聞いたところによると、主にジャワ島のソロからこのキャンブリックを仕入れてバティックを作ってるようです。
ある工房主に「これはプリミシマだけれど、どうしてこのプリミシマと質感が違うのか?」と、違う工房で製作されたプリミシマの手描きバティックを見せました。すると、「これはソロの工場からプリミシマを注文して買ったんだからプリミシマ。他の工房の布の事は分かりません」とのことでした。
別の工房でも同じ。「これがプリミシマよ〜」と、ロール状の『プリミシマ(もちろんインドネシア語)』と書かれた袋に入った布を見せてくれました。
バティックは産地によって製作方法が異なるため、仕上がった布の質感も異なります。染めやすい布にするために下処理をしたり、タピオカの粉を溶いたものをつけてハリのある布に仕上げたりといろいろです。
元は同じ布でも仕上がりの質感が異なるバティック。これも産地の特徴であり、そこがまたおもしろいのです。
プリミシマ・プリミス・プリマの区別は判りずらいものです。何度も布を触って感じ取るしかありません。